全体の流れ
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SUNO AIに「曲のイメージ(ジャンル・雰囲気・ボーカル有無・言語・尺)」を指示して試作を作る
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試聴して良い方向性を選び、指示を少し変えて再生成(2〜3案比較)
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必要なら歌詞を自分で用意して貼り付け(自動生成でも可)
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最終版をダウンロード(必要ならインスト版も)
Step 1. イメージを言語化する(SUNO AIの入力欄に書く)
指示に入れると安定する要素:
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作品のタイプ(例:学園青春アニメのOP/ファンタジー冒険アニメのED)
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雰囲気(明るい/切ない/壮大)
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速さ(速め/ミドル/ゆったり)
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編成(ロック、シンセ、ピアノ等の主役楽器)
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ボーカル(有り/無し、男女、言語)
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構成の希望(短いイントロ→キャッチーなサビ→自然なアウトロ など)
今回の例題
→ 気になった点を短い日本語で追記して再生成します。
(「サビをもっとキャッチーに」「テンポ少し遅めに」など)
Step 2. 試作を聴いて、良い方向を見つける
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2〜3案生成して並べて試聴
(メモ:どの案のどこが良いか) -
良かった点を残し、直したい点を短文で追記して再生成
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例:「メロディはこのまま。サビはコーラスを追加」
「ドラムをタイトに」「シンセを控えめ」
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ボーカル有無は用途で選択
(歌モノ=有り、BGM用途=無し)
Step 3. 歌詞を入れる(任意)
SUNO AIは歌詞を自動生成できますが、自分で用意すると狙い通りになりやすいです。
歌詞欄がある場合は、以下のような形で貼り付けます。
(短く、発音しやすい語を意識)
今回の例題・歌詞
[Verse]
砂の街を抜けたら 新しい空
揺れるコンパス 夢の方角示す
[Pre-Chorus]
転んでも そのたび 強くなる鼓動
誓った言葉 背中を押してくれる
[Chorus]
走り出せ さあ 翼ひろげ
遠い明日へ 扉を開け
君と描く 冒険の地図
光の中で 叫べ
コツ:サビは短い語で母音を伸ばすと歌いやすく、キャッチーになりやすい
(例:「走り出せ」「ひろげ」「開け」など)。
Step 4. ブラッシュアップ(再指示の書き方)
直したい点だけを短く追記して再生成すると安定します。
例(そのまま追記して使えます)
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「サビのメロディをもっと覚えやすく」
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「ドラムをタイトに、キックを少し強め」
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「テンポを少し落として、疾走感は残す」
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「コーラスをサビだけ厚く」
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「ボーカルを前に。高音が耳に刺さらないように」
Step 5. ダウンロードとバージョン管理
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最終版をダウンロード
(WAV推奨、軽さ重視ならMP3) -
可能ならボーカル無し(インスト)版も生成・保存しておく
MVで使うときは、使いたい尺に合わせて
「冒頭4小節を短く」「アウトロを短く」などの再指示で、
長さを近づけておくと後工程が早くなります。
よくあるつまずき → 直し方
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サビが弱い
→ 「サビのフックを強く。メロディを上下に動かし、コーラスを追加」 -
ボーカルが埋もれる
→ 「ボーカル前面。伴奏を少し控えめ。高音域を丸く」 -
元気すぎ/暗すぎ
→ 「明るさを+1段」「切なさ少し抑えめ」など短い感情語で調整 -
長さが合わない
→ 「2分前後」「90秒」「ショート向け30秒」など尺を明記 -
楽器が好みと違う
→ 「ギター主体」「ピアノ主体」「シンセ少なめ」など主役楽器を指定
仕上げのチェック
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冒頭3〜5秒で世界観が伝わるか(短いフックがあるか)
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サビに向けて盛り上がるか(ダイナミクス)
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歌詞のキー語がはっきり聴こえるか(言葉の抜け)
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終わり方が自然か(アウトロに軽いフェード)