Instagramのビジネスアカウントとは
Instagramのビジネスアカウントとは、
企業や団体がInstagramアカウント運用をする際に
役立つ機能が使えるようになるアカウントの形態であり、
SNSユーザーが増え続けている昨今では、
ビジネスアカウントを運用する企業も一般的になってきています。
また、ビジネスアカウントの活用シーンとしては、
- 企業やブランドの世界観を発信したい
- Instagramのメインユーザー層(20~40代女性)にアプローチしたい
- SNS経由で集客したい
などが挙げられ、多くの企業、また個人が活用できる機能といえるでしょう。
ビジネスアカウントの作成方法
スマホアプリからビジネスアカウント作成する流れは以下の通りです。
- プロフィールから「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」を選択
- 「プロアカウントに切り替える」→当てはまるカテゴリを選択
- 「プロアカウントに切り替えますか?」で「OK」→「ビジネス」を選択
- 連絡先情報を入力し、必要項目を設定する
1.プロフィールから「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」を選択
はじめに、アカウントのプロフィール画面から
「設定とプライバシー」を選択し、
「アカウントの種類とツール」に進みます。
2.「プロアカウントに切り替える」→当てはまるカテゴリを選択
続いて、表示されているメニューの中から
「プロアカウントに切り替える」を選択し、
当てはまるビジネスのカテゴリをチェックします。
3.「プロアカウントに切り替えますか?」で「OK」→「ビジネス」を選択
続いて、ポップアップ表示される
「プロアカウントに切り替えますか?」で「OK」を選び、
「事業主ですか?」の画面で「ビジネス」にチェックを入れましょう。
4.連絡先情報を入力し、必要項目を設定する
最後に、ビジネスの連絡先情報を入力した後「次へ」を選択し、
「プロアカウントを設定する」の画面で必要な情報を入力しましょう。
以上で、Instagramのビジネスアカウントの設定が完了です。
また、ビジネスアカウントに切り替えることで、
スマートフォンアプリからアカウントの認証バッジの申請もできるようになります。
認証バッジの申請方法
- プロフィールから「設定とプライバシー」を選択
- 「アカウントの種類とツール」を選択
- 「認証をリクエスト」を選択
- 「氏名」と「本人確認書類」を提出
- 画面の指示に沿って「送信」を選択
ビジネスアカウントを利用するメリット
Instagram上に広告掲載が可能になる
ビジネスアカウントに切り替えることによって
Instagram上で広告掲載ができるようになり、
- フィード
- ストーリーズ
- リール
- 発見タブ
といった多くのユーザーが活用する機能の活用の幅が広がるでしょう。
また、広告の種類も、
- 画像広告…画像とテキストで構成される広告
- 動画広告…動画とテキストで構成される広告
- カルーセル広告…複数の画像や動画とテキストで構成される広告
- コレクション広告…大きさの異なる複数の画像で構成される広告
など、豊富な種類が展開されているため、
多種多様な業種においてメリットの多い機能となっています。
販促や集客につながる
企業アカウントをビジネスアカウントに切り替えることによって、
より多くのビジネス関連情報をInstagramアカウントに掲載できるようになり、
商品やサービスの認知拡大やブランディングに取り組みやすくなります。
また、ビジネスアカウントは無料で利用できるため、
費用をかけずに集客施策を行いたい場合にも有効な機能といえるでしょう。
アカウント・投稿の効果測定ができる
Instagramアカウントをビジネスアカウントにすることで、
インサイトという分析機能が使えるようになり、
- インプレッション数
- リーチ
- フォロワーアクティビティ
といった様々な情報にアクセスできるようになります。
注目を集めやすいコンテンツの傾向やエンゲージメントが
稼ぎやすい投稿タイミングなどを把握できるため、
Instagram上における影響力を高めることにもつながるでしょう。
Instagramでビジネスアカウントを利用する際の注意点
セキュリティ対策をする
SNSアカウントから発信された情報は
ブランドメッセージとして多くのユーザーに届くため、
もしアカウントが乗っ取り被害に遭うと企業イメージの低下や
SNS上での炎上にもつながる危険性もあります。
そのため、ビジネスアカウントを運用する際には
必ず二段階認証をするなど、
厳重なセキュリティ対策をしておくことがおすすめです。
ユーザーネームを変更しない
InstagramのユーザーネームはアカウントページのURLにも
利用される文字列となっていることから、
ユーザーネームを変更することによって
アカウントのリンクが掲載されたページから
アカウントにアクセスできなくなってしまい、
アカウントへの流入数の減少につながってしまいます。
そのため、企業が利用するビジネスアカウントでは、
最初に決めたユーザーネームを使い続けることが好ましいでしょう。
年齢制限を設定する
アルコールを販売する企業など、商品やサービスに年齢制限がある場合は
アカウントにも年齢制限を設けて20歳以上のユーザーのみ閲覧できる設定などにしておくことがおすすめです。
非公開設定にできない
ビジネスアカウントはアカウントを非公開に設定することはできず、
投稿内容はInstagram上にすべて公開されます。
SNSで集客やブランディングを実施するにあたって
アカウントを非公開にするケースはあまりないですが、
ビジネスアカウントの仕様として覚えておくと良いでしょう。